空想

頭痛い。頭が痛すぎる。

頭痛。吐き気がする。

ストレスらしい。

頭痛い。

こう昨夜勉強しすぎたせいで、眠たさもヤバイ。

こんな時僕は憮了を求める。

柔らかな黒髪の女性。凛とした眼差しには一瞬の迷いも無く一つの方向を目指していた。

善なる物を愛するという事。

そんな女性がいたら。

もう昔の彼女ならず、硝煙や爛れる日々に。彼女は身を染めてしまった。もうそれが彼女は当たり前の事なんだと思い込んでいる。

やくざな人間にしか彼女は出会わなかったのだろう。

もう彼女は憂いを無くした。

と僕が回送したのは善き日の彼女で彼女はもう別に幸せになっている。

僕がしてやる事は無い。

別れた彼女に対してそんな空想をした。

憮了がとれた。

また休もう。