過去の思い出※空の境界2次SS
昔を思い出す。そんな季節になった。私は彼の心を拾えただろうか?
…。
私「黒桐鮮花」は昔、皆より秀でてる事に自分のアイデンティティを置いていた。
眉目秀麗。そんな自分の人間性はこれからの「未知」なる時間への期待に溢れていた。
そんな折、両親と一緒にいた兄「黒桐幹也」と遊ぶ事になった。
兄は色々な事を教えてくれた。科学。数学。宇宙の神秘。
私は兄に好意を抱いた。
深い。より深い愛情の様な感情だった。
ふたりで夏休みをずっと過ごせたら。そう思った。
兄も高校生になっていた。
私は兄に対して過去の天才的な自分より弱い女の子としての自分を見てもらいたかった。
私が成長しても兄は兄。
尊敬。兄は兄で妹の成長を見届けるだろう。
年上に対する恋慕は失恋の様な綺麗な感傷で色鮮やかに私達の世界を認めてくれた。
いつかまた兄に食事を奢ってもらおう。第2の性を受けても私は彼を好きでいるだろう。
完
※まとめ 年上への恋慕。淡い恋心。それはまた大人になるという事。男が。いつか女性である貴方を好きになる男の子が表れたらまた愛情を尊敬を与えてあげましょう。敬愛ほど美しい愛情は無いと思います。良い日々を。
ではm(_ _)m
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